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2011年11月22日 (火)

夢の劇場☆鶴居村編☆

Tsuruimuraver1

ある朝、湿原は霧に覆われていました。

やがて東の空から一条の光が射し込み、枯れ木のシルエットを浮かび上がらせます。

それを見上げる一羽の丹頂。彼は、いったい何を想うのでしょう…。

神々しい一日の幕開けが、この瞬間始まったのです。

北海道阿寒郡鶴居村。私にとっては聖地ともいえる場所です。

丹頂の聖地。カメラマンの聖地。真冬には世界中のカメラマンがここに集います。

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コメント

なるほど、良い場所と言うことはTV等で知っていましたが、
(微かですが)知り合いの方が撮ってこられると肌で感じるように思いますね。
不思議だ。

このツルさん、木霊と会話してるんですか。

神々しいシーンですね
僕も聖地に魅せられた一人
世界中から集まって、というのは本当ですね

これ凄い 最高

額に入れて部屋に飾るから
プリントして着払いで送付お願いします。
1万円/cm2 でどう?

Jimmy

小百姓@k.ishikawaさん

おはようございます(^^)
鶴居村で有名なタンチョウ観察地といえば『音羽橋・伊藤サンクチュアリ・鶴見台』の
三か所ですけれども、最近はタンチョウの生息数が増えたせいか、これまで見られな
かった場所で目にすることができるようになりました。なのでタンチョウが目的なら、
今は穴場は無数という感じではないでしょうか。
丹頂と聞いてまず思い浮かべるイメージは、雪景色の中で舞うシーンや青空を背景に
優雅に飛ぶシーン等々ですけど、晩秋の時期は周辺(釧路・鶴居村・阿寒)に霧が立
ち込める日も多いので、意外と冬だけではなく秋もねらい目なんですよ。
でも、霧だけではなんとなく眠たい絵になってしまいます。それで霧が出た後に日が
さす日を狙う、というのが私的に求めているシチュエーションなんです。こればかりは
『運』ですけどね(笑)

>この鶴さん。木霊と会話しているんでか?
いいえ。背後から私に恫喝されるのを恐れているんです(爆)

>額に入れて部屋に飾るから
>プリントして着払いで送付お願いします。
>1万円/cm2 でどう?

Jimmyさん、冗談でも作品に値段をつけるのは失礼やで(^!^;)。
物々交換にしなされ。あなたのとっておきの作品と交換ぐらいなら判りますが(^!^;)。

はーちゃん♪

おはようございます(^^)
>世界中から集まって、というのは本当ですね
間違えました。宇宙中からカメラマン(&ウーマン&中性)がやってくる、が正しいですね。
私みたいに、宇宙からも・・・(笑)
さてさて。はーちゃん♪は確か1月に突撃でしたね。その頃は鶴居村もすっかり雪化粧さ
されていることと思います。私的なら、こんなイメージを持って向かいます。
下↓↓
早朝の鶴居村のとある場所。粉雪がちらちらと舞う草原のかなたに微かに見える地平線。
徐々に空がピンク色に染まり、日が昇る。そこへタンチョウのつがいが真横から飛んできて、
その瞬間霧を引き裂く斜光がささっ!と入りダダダダダア~~!!とシャッターを切る・・・。
う~ん・・・。これも運ですね。普段の行いがものをいう?(笑)

Jimmyさま

おはようございます(^^)
>1万円/cm2 でどう?
銀座の一等地より高いですね(笑)
ご存じのとおり、私の写真にそんな価値はありません。せいぜい1㎡当たり5千円(実費?)。
そこで提案します。鶴居村へ行けば1万円で1坪(以上?)の土地が買えますので、とりあえ
ず1万坪の原野を購入し、老後はそこでタンチョウに給餌することをお勧めします(笑)
端の方に小さな小屋を建て、秋から冬にかけては私のそこを貸し出します。宿泊料は給餌の
労働力で提供しますのでナシ。でも人の出入りは禁止で丹頂さんは私が独占します(笑)
毎年春になると、Jimmyさんの自宅へ一枚の絵ハガキが届きます。そして気が付けば、小屋
の入口に『中山杏』の表札がついています(笑)←不法占拠?
いいでしょ?(^0^)

夢野途中さん

おはようございます(^^)
1㎠/1万円・・・・・ということは・・・・!
売っちゃう!売っちゃう!A1サイズで売っちゃう! 
オマケで7D&Lレンズ1本付けちゃうわ!!!(爆)
これがもし1㎡/1万円の打診でしたら、今頃Jimmyさんの家へ中山杏スペシャル砲弾が
飛んで行ったことでしょう(笑)
物々交換とは良いアイデアです。私も以前鶴居村でコンビニのおにぎりと600mmF4を
交換したことがありました。
『おにぎりあげるからそれ(600mm)ちょっと貸してくれませんか?』
『お、おにぎり・・・?ほら。使いな・・・^^;;;』
『ありがとう♡』
こんな感じで(笑)

Jimmy さんごめんなさい、単位を誤読していました 1㎠/1万円ー>1㎡/1万円 (爆笑)

でも、ガンレフ・サティアンで薫陶を受けたものにとって中山杏師の作品はプライスレスなのは
確かなのです(^!^;)。

しかし、この写真も見ごたえがありますね。この鶴が対峙しているのは木々に変身した神では
ないかという気がします。そうしてみれば、鶴は杏さんであり、我々の化身でもあるような気も
しますね。孤独を知り孤独に耐える者の強さといったところでしょうか(^!^;)。

えっ、私はその孤独に耐えられずに結婚してしまいましたが、それでも魂の孤独は避けられま
せんでしたが(^!^;)。

夢野途中さん

>私はその孤独に耐えられずに結婚してしまいましたが、それでも魂の孤独は避けられま
>せんでしたが(^!^;)。
なるほど・・・。でも結婚により『肉体』の孤独?は避けられたわけですね?(爆)
それにしても『ガンレフ・サティアン』だなんて(^^;)
私のところは『中山杏教団』というのが正式な名称です。平和主義で非暴力を唱えています。
下ネタを許容し競馬を推奨します。サッカー場では放送禁止用語を連呼し時々指を立てたり
指を鳴らしたり指を入れたり咥えたりします(なんのこっちゃ^^;)
でも、最も大切な教えのひとつとして、教義の最初に『錬金』とも書いてあります(爆)

う~ん・・・。なんだか夢野途中さんの最後のフレーズにうまく下ネタ誘導されたかも(^^;)

一か月以内にこの写真を1㎠当たり1万円(A1ノビサイズで販売)で買ってくれる信者を
お探しください。それが実現し、夢野途中さんは見事!中山杏教団の副理事長に就任です(笑)

杏さん、こんにちは。カメラ仙人と、墓石侍を叩き起こしてきましたよ~。

墓石弟子:「カメラ仙人様~! 起きた値打ちがあるでしょ。ネッ!ネッ!」
カメラ仙人:「ウーン。心に響くような写真じゃな。確かに。」
墓石侍:「 ♪~You will neve walk alone~~♪♪♪ 」
カメラ仙人:「 ウウウ~ッ。横文字はヤメロと言っておるに。」
墓石弟子:「 仙人様。この写真で、また詩のイメージが湧きました。
        神々しく明ける朝・・・。輝く朝の光・・・。
      生きる意味・・・。早速、取りかかります。
        杏さん、ありがとう~~~~。」
カメラ仙人:「 ウウ~ッ。やめた方がよい! おぬしの詩など誰も読まんぞ~。
        鶴の恩返しならありきたりじゃぞ~。アレレ。行っちゃった。」
         では。また。

墓石先生♪

こんばんは(^^)

あらら?・・・こんなところにノートが・・・。詩かしら?
『神々しく明ける朝・・・。輝く朝の光・・・。生きる意味・・・。』
そして墓石弟子が書き足した次のフレーズはこうでした――。
『・・・サンダル履きのまま、ぼくはコンビニへ走り、買ってきたカップに湯を注ぐ・・・。
これこそが、至極の幸せ。生きる意味』(爆)
う~ん・・・。まだまだね(笑)

ん?なんか呼ばれた気がしたので久々に来てみると「夢の劇場」・・・これか(笑)
ハクション大魔王のような登場ですw

しかし、すごいですね~これ@@圧倒される迫力です
杏さんの代表作のひとつになること間違いないです!!
題名もいいしっ¥^^¥

ということで私も1月に突撃してきます^^

yumeさ~ん♪

お久しぶりです(^^)
お知り合いで1月に突撃しそうな人はyumeさんで二人目です(笑)
丹頂さんの生息数が増えてきていますので今まで見られなかった場所で遭遇できると
思いますよ。それだけ撮影ポイントが増えたということですから、私的にはうれしい限り
です(笑)
最近は『風景』」をメインに『丹頂』をさり気なく・・・という風なイメージで撮っていますの
で、以前とは撮影ポイントが変わってきています。霧の日の撮影とかでは、霧でコント
ラストが失われますので敢えて枯れ木を構図に入れたりしています。そしてフレームの
中に丹頂さんがやって来るのを、ただひたすら待つ………(笑)
↑↑↑↑↑
これがなかなか来ないのね(^^;)
でも待ち伏せ作戦になり、ヒット率は天文学的に下がりました(汗)

あっ! 私も次の予約入れなくちゃ(笑)

ご無沙汰しております。いろいろ忙しくしてまして(いえ,某サイトの活動で...爆),しばらくブログの更新がないからどうしたのかな~と思ってたところに,すごい写真の連発に,完全にKOされております。前回のもそうだし,これもすごいよ。よほどの思い入れがないとこれは撮れないし仕上げられないです。

はまちゃん♪

お久しぶりです(^^)
某サイトの方もお忙しそうですね(笑)
>よほどの思い入れ・・・。
そうですね。友人から頂いた丹頂のDVDが最初の衝撃?でした(笑)
あまりの美しさに私の長い髪の毛はぴょ~ん!と逆立ち(爆)鳥肌もの!
思いっきり感動したのを覚えています・・・。
そして『つがいの亡骸のそばを離れない』エピソードを知り、人生観まで
変えられてしまいました・・・。あとはお察しの通りです(笑)

さてさて。そろそろ某サイトで復活しようかしら。男性のHNで・・。←ウソ

はまちゃんさんのコメントへのレスを見て、気になって検索すると次のエピソードをみつけました
(以下引用)

タンチョウというのは知れば知るほど不思議な鳥だという気がします。

タンチョウのオスとメスは、鳴き合いを交わして
夫婦となった日から相手が死ぬまで生涯一緒に暮らします。
相手が死んでも死体が自分の目に見えるかぎりそのそばを離れません。
キツネやカラスを追っ払っては死体を守り、白骨になっても離れないのです。

子供をかわいがることも大変なもので、ヒナのいいなりになってあまやかすだけ甘やかします。

それほどかわいがって子供を育てたくせに、
求愛の季節がめぐってくると、厳しく子供を突き放します。
甘えて寄ってくる子供を追い立てて時にはケガをするくらいまで激しく突き放します。

しかたなく子供は鳴き合いながら遠くへ飛んでゆくのですが、
そんな時タンチョウの親は
下を向いて小さく鳴いています・・・・
自分たちが次の卵を産むためには前の年に生まれた子供を突き放し
独り立ちさせなければならないとこを知ってはいても、やっぱりつらいのでしょう。

親から突き放された子供たちは「僕もやられた」「私もよ」と
あちこちで鳴き合いを交わしながら子供同士で集まります。
そして少し年上の兄さん鳥や姉さん鳥が
親から突き放されたばかりの子供の面倒をみるのです。

こうしたタンチョウの生き方を見ると、ハッとすることがよくあります。
僕たち人間が忘れそうになっている本当のやさしさや厳しさをタンチョウは
教えてくれているような気がするのです。

(釧路丹頂鶴自然公園の名誉園長高橋良治さんの話です)

この文章に接し、鶴居伊藤サンクチュアリで見たあの光景を思い出し、色々考えているうちに自然と涙が溢れてきました。

はーちゃん♪

私もよく知る逸話です。単純な『感動』だけではなく、家族への深い愛情と、
生命の尊さとはかなさ。そして何より深遠な哀しみを感じる物語ですね。
きっとそれが世界中の写真家達の心をひきつけて離さないのでしょう。
見た目の優雅さや美しさだけではないと思います。

さてそんな崇高な生き物であるタンチョウを、私たちはこれからどう撮って
いきましょう・・・。難しいですね(汗)
青空を背景に、優雅に飛ぶ姿を撮ることはそれほど難しくありません。
つがいがシンクロしながら挨拶する姿を撮ることも、天に向かって白い息を
吐くシーンも、華麗に求愛ダンスを踊るシーンも、雪理川の彼方のけあらし
に浮かぶ姿を撮ることも、それほど難しくはありません。
でも、逸話のように日本人の心に沁みる作品を撮ろうと思えば思うほど、
天然果汁100%混じりっけ無しの絶望感を味わうことになりますね(笑)
それゆえ私は永遠に彼らを追い続けるのだと思います。たぶん(笑)

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