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2012年9月

2012年9月27日 (木)

安倍新総裁誕生に思うこと。

自由民主党の新総裁に安倍晋三さんが選出されました。心よりお祝いを申し上げたいと思います。

早速、メディアは(一部の、そして違う意味で多くの)その期待に応え、もはや彼らの常套手段である【印象操作】という方法で世論の誘導を開始しました。

背後で彼らを操る者は、懸命にタクトを振りますけれども、決して日の丸を振ろうとはしません。路肩を踏み外し左に寄り過ぎて、時々道徳の道を踏み外し暴走しますけれども、不思議なことに、決して日の丸を踏み外したりはしません。

様々な捏造記事や煽動記事で(視聴率がたった数パーセントの)視聴者を騙すことは出来るでしょう。でも大切なことを忘れてはいけません。残りの数十パーセントの日本(に忠誠を誓っている)の国民は、さっさと夕食を済ませ、洗い物を済ませ、お風呂を済ませ、ジェイソンのような面立ちで顔パックしながら旦那への小言をひと通り喋り終えた後、それぞれの部屋でPCに電源を入れ、IEをクリックし、手鏡とPC画面を交互に覗き見しながら、そしてこう呟くのです。

『またメディアが訳分からないこと書いている・・・。それに、なにこの顔のコジワ?・・・』

安倍晋三さんは、よほど彼らにとって都合の悪い人物なのでしょう。新総裁決定後のスピード感溢れる彼らの安倍叩きは、その内容自体が論理破綻を起こしています。

もっとも、私たち日本人は誰をリーダーに選ぶべきか?という問いに対して、メディアは反面教師として見事に答えを導いてくれる、今となっては星の数ほどの意味で、ありがたい存在でもあります。

さて、彼らの理屈をいくつか検証してみましょう。

『民意(地方党員票)を無視し、国会議員(一般国民が選出)だけで総裁を選んだ』
わかりやすく(  )内は私が付け加えました。これ以上の説明がまだ必要でしょうか?
『国民の信託を受けた』自民党議員が、自民党員の多くが支持した議員ではない者を選んだ、と言い換えるとわかりやすいかも知れません。

これに対して彼らは反論することが出来ないでしょう。なぜならそれは、即ち国会自体を否定することにつながるからです。でも『民意などいらない。組織(例えば党員、団体等)が決めればよい』とする彼らの本音は、とりあえずここでは割愛し、ひとまずカツカレーの仕込みに専念したいと思う私は、間違いなく世界標準の普通の愛国者であり、ささやかな庶民として、月に一度は5千円のお寿司を食べに行く普通の日本人女性であることを宣言しても、親日罪には決して問われないはずです。

『旧態依然とした派閥と、二世議員云々・・・』
私たち日本人と、何より日本国憲法は、『派閥』と『二世議員が立候補すること』を当然の権利として認めています。けれども、実は日本が法治国家でない事を、メディア自身が胸に手を当て良心からそれを世に晒すのであれば、彼らは『寛容』という日本の美しい慣習に救われる機会に恵まれるかもしれません。そうでなければ、いつまでも日本を『この国』と、どこか他人行儀な表現をメディアは続け、日本人のTV離れはますます加速していくことでしょう。

ちなみに、幸いにして我が家も『民主国家で法治(我が家のルール)国家』なので、法の良し悪し以前に、多数決で決めた(家族個性は父と私と姉)悪法もまた法なり、としたソクラテスの弁明や、万年野党である父の弁明の機会を公平に認めています。家の中では、法に従い、私に従い、ゴミ出しなど、家族としての義務をちゃんと果たす。それ故父は家人としての権利を完全に享受できるのです。
メディアは法治国家の原則を忘れてはいませんか?

『右翼』だとか『民族主義』だとか『軍国主義』の言葉が最近メディア上で躍っています。
私のような愛国者は、すべてに属するのだとか。
祖国を愛し、武士道や祖国の伝統を愛し、譲り合いの精神を愛し、寛容で、穏やかで、他人をいつも気遣い、争いを好まず、正直で、けれども人の家へ土足で踏み込んでくるものには容赦なく日本刀を抜き、逆に敬意を払い訪ねてくる者にはその倍の敬意をお返し歓迎する日本人の私が『右翼』で、それが『民族主義』であり『軍国主義』であるならば、広辞苑を直ちに更新経歴無しに上書きする必要があります。若しくはその三つの言葉自体を変える必要があります。

もう一度言いましょう。

祖国愛。武士道精神。伝統。譲り合い。寛容。鷹揚(穏やかさ)。気遣い。穏健。正直。祖国や家族を守る為に闘う行為。他人への敬意。
それらに『右翼』『民族主義』『軍国主義』という表現がいかに見当違いなのかは、例えば我が家を所狭しと徘徊する娘たち(猫ちゃん)でも分かります。

幸いなことに、多くの日本人はそれに気づきました。

これ以上日本人に対して悪意を抱くメディアに騙されてはいけません。
日本人以外の人権とも思え、どうにでも意訳出来てしまう『人権救済法案』や、日本という国に何の忠誠も誓わず、日本国籍を有しもせず(よって義務も果たさず)、取得しようともせず、それだけに飽き足らず反日行為まで行う者への『外国人参政権』など愚の骨頂、論外です。もし外国人が他の国へ行き、国籍も取得せずにその国の法律を変えろ!と主張したならば、即刻国外へ枝豆と一緒につまみ出されるのは当然のことです。

その反面、これはとても大切なことでありますけれども、私たち日本人は、私たちと同じ価値観を共有し、日本へ忠誠を誓い、心から日本に敬意を払ってくれる人達を決して排除したりしませんし、むしろ大いに歓迎するという国民性があります。
ドナルド・キーン氏を私達は日本人として心から受け入れます。日本人のラモス氏の大和魂にも心から敬意を表します。彼らは私達と同じ価値観を共有する同じ気高き日本人なのです。彼らの日本人としての権利を、私達は命を賭けても守ろうとするでしょう。私達が真の日本人であるならば。

そろそろ(洗脳された)自虐の束縛から解放されませんか? 

もちろん、これからも誰かに縛られムチ打たれたいというのであってもご心配には及びません。他人に迷惑をかけない条件で、日本という国はそんな個人の趣向も認める自由の国なのですから。

長々と駄文を書いてしまいました。反論があればコメントをお書きください。私なりに真摯にお答えしたいと思います。

最後に、ひとりの日本人として、安倍さんへメッセージを送りたいと思います。

『もう過去を詫びるのはおやめください。そのエネルギーを、日本の明るい未来へとお向けください。そして、心静かな数千万の日本人が、あなたを応援していることを決して忘れないでください』

中山杏

PS 一気に書いたので文章の脈略が・・・・お許しを(汗)←いつものことだけど。

   それに今回はシモネタを少しだけ我慢しました(爆)←我慢するのつらかったけど。

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