日常の何気ないシーンや、旅した時の自然の風景を集めたフォトエッセイです。
朝の散策で毎日座るベンチが、遠くにぼんやりと浮かびます。過去にも未来にも、私はあそこに座り、木々を眺めます。手前の草花からは、私はどう映っていたのでしょうか。違う角度から物事を観察し、ふと我に返るとき、私は思わず顔を覆いたくなります。今は、毎日同じことの繰り返しに埋没する自分が必要です。いつものリズムで。そして、いつもの景色の中で。